久々に今進行中のドラマのご紹介です。
「鳳囚凰~陰謀と裏切りの後宮~」
全54話のうち、38話まで視聴しました。
概要とあらすじ
舞台は460年代の中国南北朝時代の宋と北魏。
二部構成になっていて、最初の舞台が南朝の宋。
北朝の北魏がその後の舞台なのですが、パラレルワールドといった感じでストーリーのつながりがあるのか微妙・・。
宋の宮廷では暴虐の限りを尽くす皇帝劉子業とその姉・楚玉の放蕩ぶりに民は疲弊困憊していました。そうしたなか、皇帝暗殺を企てる秘密組織によって、楚玉に瓜二つの朱雀が楚玉として送り込まれます。朱雀は楚玉が屋敷に囲っていた多くの門客(召使、愛人)達に戸惑いながらもその中の筆頭、容止に次第に惹かれていきます。
そして朱雀は、実は自分が楚玉の双子の姉妹だったことを知り、使命と肉親の情のあいだで板挟みとなり苦悩します。
キャスト・スタッフ
ソン・ウェイロン 「家族の名において」、「トキメキ雲上学堂スキャンダル~漂亮書生~」
グァン・シャオトン「九州天空城」、「スウィートコンバット~恋の接近戦~」
ウー・ジンウェイ 「瓔珞」、「コウラン傳」
シュー・カイ 「瓔珞」、「招揺」
バイ・ルー 「招揺」、「私が大王⁉愛しいあなたは我が家臣」「万華楼」
チャオ・ルースー 「華麗なる皇帝陛下」「三千鴉の恋歌」
ミー・ル- 「芸汐伝~乱世をかける永遠の愛~」
チャン・イージェ 「私が大王⁉愛しいあなたは我が家臣」
フー・フォンティエン「コウラン傳」
ワン・イージョー 「大唐女法医」、「金枝玉葉~新たな王妃となりし者~」
「瓔珞」や「コウラン伝」生みの親、ユー・ジョン氏がプロデューサー兼脚本ということで、「瓔珞」に出演していた脇役さんたちの顔ぶれもかなり見かけます。
豪華な顔ぶれです。
まずは主役ソン・ウェイロン(宋威龍)
北魏の皇太后の弟・容止を演じます。宋では、王女・楚玉がかかえていた門各のうちの一人で、本当の身分は一部の者しか知りません。
北魏では皇帝を補佐する摂政王となり、権力争いの渦中で何度も苦境に立たされます。
超イケメンですね~🤩はじめはそれほど思わなかったけど、話が進むにつれてだんだん頼もしく感じられてきました。ドラマ公開が2018年ということだから、撮影当時は20歳前?それであんなに細いのかな。私的に男性は髪の毛アップの方が好きなので、北魏時代のヘアスタイルの方がステキです。とにかく文句のつけようがないお顔。まだ22歳でこの存在感、とっても楽しみな俳優さんに出会えました🥰
Cinem@rtさんのこんな記事を見つけました。
ヒロイン、グァン・シャオトン
宋時代では王女・劉楚玉の双子の妹、朱雀として登場、使命と弟への愛情の板挟みで苦悩しつつ、ソン・ウェイロン扮する容止に徐々に惹かれていきます。
北魏では宋の王女・劉楚玉です。政略結婚で北魏の皇太后の弟・容止に嫁いできました。わがままな生まれながら王女さま、やんちゃで自由奔放なところもあるけれど、真っすぐな性格が可愛らしい。お似合いの二人、幸せになって欲しいのですが、とにかく直情径行、むっときたら面と向かってすぐ抗議‥、そのくせ無防備なので危なっかしいことこの上なし、というなぜか憎めない王女様です。
グァン・シャオトンちゃん、あのルハンくんの彼女としても有名ですね。(今もそうなのかは定かではありませんが‥。)
このドラマを見ることにしたきっかけの一つは、ルハンくんの彼女を見てみたい、ということでした。まだ24歳ですがかなり芸歴は長いようで、確かに演技上手い、って思いました。繊細さを感じさせる24歳、他の作品も観てみたいです。
二役を演じるバイ・ルー
容止を慕う女将軍・霍璇を演じるバイ・ルー、女だてらに将軍なんて、と思うけどとても破天荒で頼りになります。周囲の誹謗・中傷には慣れっこになっていて、自分の信念を曲げない、豪快で堂々とした態度は凄いなと思うけど、敵も次々現れます。でもそんなことはどこ吹く風、といった感じで、都に帰ればちゃんと女性の装いをして行動するところがとてもオシャレで粋な自由人です。
そして容止のライバルで、ミー・ル-演じる康王の側室・楽蘊も演じています。
この二役の演じ分けも見どころの一つです🤩
そしてバイ・ルー、このドラマのオープニング曲も歌っています。ドラマの中のキャラとは似つかわしくない可憐な声でちょっとだけびっくり😊でも芸達者ぶりを堂々披露していて、他の出演作も俄然興味が湧いてきました。
宋王・劉子業を演じたチャン・イージェ
役柄は暗君でしたが、彼もなかなかにキレイなお顔、そして演技上手いな~と思って検索してみたら、「私が大王⁉愛しいあなたは我が家臣」で、なんとバイ・ルーと主役で共演していました。(マイリストにすぐチェック😉)
ソン・ウェイロンもこのチャン・イージェもまだ22歳。好き嫌いが分かれそうだけど、私的には今後も活躍してほしい俳優さんです。
ウー・ジンイェン、シュー・カイ
このドラマを観ようと思ったもう一つのきっかけが「瓔珞」の主役二人が出演していることでした。
容止の姉、馮皇太后役のウー・ジンイェン、相変わらず小顔で可愛らしいです💗
シュー・カイは容止を補佐する将軍・沈遇役で、少々頼りない感じもするのだけど、それがここでの彼の役どころですね。最近見たあたりでは楚玉の侍女・清越のことが気になっていますが、強力なライバルがあらわれます。ワン・イージョー演じる霍璇の下役の副将軍・王沢。恋の行方が気になります😉
これまでの感想
俳優さんたちのこと
グァン・シャオトン、ソン・ウェイロン、チャン・イージェといった主役級の若手俳優さんからミー・ル-、ワン・イージョー、フー・フォンティエンといった今後が楽しみなイケメンさんたちも発見できて、キャスティングの面では毎回ウキウキさせてもらってます。
あと、チャン・シンユーという女優さんの名前と役名の王意之がなかなか結び付かなかったのですが、そういえば宋の時代の時に女性が男性の役を演じていた人がいたことをやっと思い出しました。
中国の歴史ドラマって時々女性が男性の役を演じていますね。男装の麗人とかではなく、正真正銘、男性の役なのになんでなのかな?女性のように美しい男性っていうことなんでしょうか?きれいな男性俳優さん、たくさんいるでしょうに。でもこのチャン・シンユーさん、めっちゃ美しい方のようですね。その美しさゆえの出演だったのかもしれませんね・・。(そんなの有り?😲)
もう一つ余談ですが、容止の北魏の屋敷で執事を演じている方、なんか見たような気がするんだけど、どのドラマだったっけな~‥?しばらく考えていましたが、思い出しました😉
「司馬懿~軍師連盟~」で司馬懿一家を陰で助け続ける汲布を演じていたルー・スーユー(陸思雨)という俳優さんでした。スッキリしました~🤣
ここまで書いてきて気が付いたのですが、この作品とにかくキャストの美男・美女ぶりばかりが目立っていて私的にはストーリーの方が少々かすんでしまっています。でも面白いことは面白いのです。さらに面白くなるよう、今後の展開に期待します😉
ヘアスタイル・衣装のこと
そしてこのドラマ、女性のヘアスタイルがすごく独創的です。特に宋の時代の楚玉の髪型が大胆にデフォルメされていて髷が異様に大きい。かなり重そうな感じだし、左右対称じゃないから気を抜くと身体が傾いてしまいそうで、首と肩がそうとう凝ったのでは?なんて変なところが気になりました😅
髪飾りは中国ドラマの例に洩れずとてもきれいで素敵なんだけど、この宋の時代の髪型はいただけませんでした。北魏の方も特徴的だけど、まだあるかなって感じです。
衣装については、女性のは中国の歴史ドラマでは珍しいデザインな気がします。宋と北魏ではアウターは違うのですが、どちらもインナーにTシャツのような首の詰まったアンダーを着ています。歴史モノでそういうスタイルはあまり見かけなかったような気がして最初は少し違和感がありました。
でも北魏の衣装、長いストールがゴージャスで素敵、スカートは裾の方が膨らんでいてシルエットがとっても可愛らしい💖なのであまり気にならなくなってきました🙂
お試しのつもりで見始めたドラマでしたが、美形ばかりが登場するので、ついつい次へ次へと進んでいきます。やっぱり「瓔珞」のプロデューサーだけあって意外なところで惹きつけてきますね。原作小説もあるそうで、読者の間ではご意見が分かれるかもしれませんが、知識のない私には十分楽しめる内容です。
収穫いっぱいの「鳳囚凰」、楽しみなドラマです。